前方固定手術のゆくえ

脳神経外科のお医者さんに、前方固定手術を勧められた夫。

 

去年の怪我で、C3・C4を痛めて頚髄損傷・四肢麻痺になり、リハビリを凄く頑張って、歩けるようにもなり、今では最低限の自分の身の回りのことを自分でできるようになったのに、

「また同じ怪我をしたら、また同じ状態になりますよ。予防のためにC3・C4をチタンで繋げる前方固定手術をしてみてませんか?無理には勧めませんが。」

なんて怖い話を聞いたら不安になりますよね。

せっかくここまで回復したのに、また四肢麻痺の状態になるなんて恐ろし過ぎる!!

でも、運動障害と感覚障害の残っている夫が、また同じような怪我をするシチュエーションは、ほとんど考えられない。

 

前方固定手術は、確かに予防にはなるけれど、C3とC4を固定することで、

関節が1つ減り、その分、体の他の部分に負担がかかってしまう。

簡単な手術とはいえ、体にメスを入れるし、長い目で見たら今すぐ急いで手術するべきものなのか、凄く迷ってしまいました。

前方固定手術をするにあたって、メリットもデメリットもあるので、

家族だけではどうしていいか答えが出ず、整形外科でも相談をしてみました。

 

整形外科のお医者さんの話では、脳外の先生は悪いところがあれば手術して治そうという考え方が多いけれど、整形の先生はなるべく手術はしない考えのようです。

手術が必要な時は手術するけれど、予防的な手術はあまりしないようです。

今の夫の状態では、急いで今すぐ手術しなくても大丈夫とのことで安心しました。

 

迷いに迷った前方固定手術ですが、今回は見送ることにしました。

整形の先生に相談して、納得して結論を出すことができたので、良かったです!!

 

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